フロイントが大幅反落、機械部門の出荷の遅れが響き22年2月期業績は計画下振れ
フロイント産業<6312>が大幅反落している。3月31日の取引終了後、集計中の22年2月期連結業績について、売上高が185億円から176億円(前の期比5.0%増)へ、営業利益が11億円から9億6000万円(同16.3%減)へ、純利益が7億9000万円から5億2000万円(同47.7%減)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。
機械部門において受注は好調だったものの、海外で人手不足やサプライチェーンの混乱により部材調達の遅れが顕在化し、出荷が大幅に遅延したことが要因。また、使用見込みがなくなった設備の減損損失や、著作権侵害事案に係る解決金などの特別損失の計上なども響いた。
株探ニュース