シンニッタンが一時ストップ高、セイタン買収効果に期待感
シンニッタン<6319>が続急騰、一時ストップ高の566円まで買われる場面があった。同社は3月末を基準日として1株を2株にする株式分割を実施したが、流動性が高まったことを背景に一気に人気化した。自動車や建機向け鍛造品を主力とするほか、仮設機材なども製造している。昨年1月に乗用車向け鍛造品を手掛ける同業のセイタンを日立金属<5486>から買収し子会社化しているが、セイタンとは納入部品の重複がなく業容拡大効果に期待が高まっている。これまで、業績面で苦戦を強いられていたタイ子会社も日産グループ向けなど新規案件を獲得していることで来期は回復トレンド入りとなる見通し。PBR0.8倍台と依然として割安感がある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース