北川精機が7連騰、21年6月期最終は2ケタ増益で11期ぶり復配へ
北川精機<6327>が7連騰。19日の取引終了後に発表した20年6月期の連結最終利益は前の期比2倍の3億2600万円に拡大して着地。続く21年6月期も前期比16.6%増の3億8000万円に伸びる見通しとなり、これを好感する買いが向かった。
前期は建材機械子会社の売却で売上高と営業利益は大幅に減少したものの、産業機械事業の生産効率向上や原価低減、減損損失の減少などで最終利益は倍増した。今期はプリント基板成形プレス装置や樹脂成形装置などを手掛ける産業機械事業が続伸し、売上高は前期比12.5%増の48億円を見込む。併せて、今期の年間配当は5円で11期ぶりに復配する方針としたことも好材料視されている。
最終更新日:2020年08月20日 09時24分
株探ニュース