会社側からの【修正の理由】

売上高は、上下水道向け大型工事の一部に進捗の遅れ等が生じ、前回発表予想を下回る見込みですが、採算性を重視した受注、積算精度の向上及び原価意識の徹底が功を奏し、売上総利益が増加し、営業利益以下各利益について前回発表予想を上回る見込みです。また、受注高についても上下水道関連施設の更新需要、半導体関連需要の増加等によって、連結受注高は、期首の見通しを上回る見込みです。

当社は、株主の皆様に対して安定的配当を継続して実施することを経営の重要課題とした上で、内部留保にも意を用い、研究開発、設備投資に備えるなどして、業績の向上と財務体質の強化に努めることを利益配分の基本方針としております。このような方針の下、上記の通期業績予想の修正のとおり、当社グループの業績は堅調に推移し、連結・個別業績ともに過去最高益を更新する見通しです。つきましては、株主の皆様に対する利益還元の充実を目的に、平成29年12月31日を基準日とする平成29年12月期末配当の予想を、１株当たり22.5円から５円増配し、１株当たり27.5円に上方修正することといたしました。これにより、既に実施しております第２四半期末配当金22.5円と合わせた年間配当は、１株当たり50円となる見込みです。