荏原実業が3日ぶり反発、水銀フリーのオゾンモニタを開発
荏原実業<6328>が3日ぶりに反発している。17日の取引終了後、環境に配慮した水銀フリーのオゾンモニタを開発したと発表しており、好材料視されている。
同社は、上下水道施設の高度処理プロセスや半導体工場の製造プロセスなどで使用されているオゾンの適正利用に欠かせないオゾンモニタや、前処理システムとオゾンモニタを組み合わせたオゾン濃度測定装置の開発・設計・製造・メンテナンスを行っている。今回開発したオゾンモニタの新製品は、環境に対する社会的な関心の高まりを受けて、UV-LEDを光源に採用し、水銀フリーを実現したのが特徴で、発光特性を補正する技術によりUV-LED光源では難しいとされていた高精度な測定を可能にし、従来の水銀ランプを使ったオゾンモニタと同等の精度を有しているとしている。なお、受注開始は4月を予定している。
株探ニュース