化工機が大幅続伸、船舶用バイオディーゼル燃料を用いた国内初の取り組みを支援
三菱化工機<6331>が大幅続伸している。午前11時ごろ、舶用バイオディーゼル燃料のストレートベジタブルオイル(SVO)と低硫黄C重油の混合燃料を使用した国内初の運航に協力したと発表しており、好材料視されている。
同取り組みは、国土交通省が行う23年度「船舶におけるバイオ燃料の利用に関する調査事業」の一環として、住友大阪セメント<5232>グループのエスオーシー物流が運航する一般貨物船「祥暉丸」が実施した。運航にあたっては、化工機の船舶用油清浄機「三菱セルフジェクター」が使用され、不純物を取り除いただけの植物油(廃食油)を原料としたSVOを10%及び24%添加した混合燃料を補油し、エンジンの燃焼性などをはじめ運転に問題がなかったことを確認したという。
株探ニュース