石井表記が後場急伸、26年1月期の大幅増益見通しと自社株買い発表を好感
石井表記<6336>が後場急伸している。午後2時ごろに発表した25年1月期連結決算で、営業利益が9億700万円(前の期比42.6%減)と減益ながら従来予想の7億3200万円を上回って着地したことに加えて、26年1月期連結業績予想でも同11億8500万円(前期比30.6%増)と大幅増益を見込むことが好感されている。
売上高は157億1200万円(同6.0%増)を見込む。液晶パネル向けの配向膜塗布装置は販売減少を見込む一方、プリント基板・機能性材料製造装置及び産業用機械向け操作パネルの販売増加を見込む。また、フィリピン子会社で顧客の需要拡大を想定し増収増益を予想していることも寄与する。
同時に、上限を20万8000株(発行済み株数の2.55%)、または1億円とする自社株買いを発表したことも好材料視されている。取得期間は3月17日から10月17日までで、株主還元の充実並びに資本効率の向上を図るためとしている。
株探ニュース