新東工は急速人気化、最終利益大幅増額で一転増益見通しに変わり過去最高更新へ
新東工業<6339>は急速人気化、7%を超える上昇で1200円台半ばまで上値を伸ばしている。自動車向けを主力に鋳造機械を製造販売するほか、表面処理装置でも高い実績を誇る。25日取引終了後、24年3月期の最終利益の修正を発表、従来予想の42億円から64億円(前期比3%増)に大幅増額し、大幅減益予想から一転増益に転じ、同時に過去最高益更新する見通しとなった。政策保有株の一部売却に伴う特別利益を計上することが理由。一過性の増額要因とはいえ、これに伴い時価予想PERは10倍前後まで低下、PBRも0.5倍台と超割安圏にあり、水準訂正狙いの大口買いを誘導している。
株探ニュース