荏原が大幅5日続伸、シタラ興産から廃棄物発電処理施設を受注
荏原<6361>が大幅高で5日続伸している。同社は27日、子会社荏原環境プラントが、シタラ興産(埼玉県深谷市)から「(仮称)レガリア 一廃・産廃処理施設建設工事」を受注したと発表しており、これが好材料視されている。
同施設は、独自技術であるTIF流動床焼却炉を導入し、産業廃棄物や一部自治体から受け入れる一般廃棄物など、多種多様な廃棄物を安定的に焼却処理することが目的。また、廃棄物を焼却処理する過程で発生する排熱を活用して発電を行い、施設内で使用する電力をまかなうとともに、余剰電力は新電力事業者を介して周辺地域に売電することで、電力の地産地消を行う計画という。
また、同社はこの日、海外グループ会社エバラ・パンプス・ヨーロッパ社がドイツのボレアル・ライト社とスポンサーシップ契約を締結し、ケニア国内における飲料水供給ビジネスを支援すると発表している。
株探ニュース