栗田工、今期税引き前を一転5%増益に上方修正
6370栗田工業【連結】
業績修正PDF
栗田工業 <6370> が10月22日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期の連結税引き前利益を従来予想の226億円→280億円(前期は266億円)に23.9%上方修正し、一転して4.9%増益見通しとなった。
同時に、4-9月期(上期)の連結税引き前利益も従来予想の86億円→160億円(前年同期は188億円)に86.0%上方修正し、減益率が54.3%減→15.0%減に縮小する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2021年3月期第2四半期累計期間の業績につきましては、主に国内の水処理薬品事業やメンテナンス・サービスに...
会社側からの【修正の理由】
2021年3月期第2四半期累計期間の業績につきましては、主に国内の水処理薬品事業やメンテナンス・サービスにおいて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動停滞の影響による販売の落ち込みが想定ほど発生しなかったことから、売上高は前回発表予想を上回る見通しです。事業利益につきましては、在宅勤務や移動制限等により販売費及び一般管理費の発生が想定を下回ったことに加え、原価率改善の取り組みが順調に進んだことから、前回発表予想を上回る見通しです。また、その他の収益に超純水供給事業における一部顧客との契約の解除に伴う清算益を計上したことから、営業利益以下の各段階利益も、前回発表予想を大幅に上回る見通しです。2021年3月期通期の業績につきましては、世界各国における経済活動再開に伴い、年度末にかけて緩やかに回復していくことが見込まれるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大などにより本格的な回復までには時間を要することが想定されることから、売上高は前回発表予想とほぼ同水準となる見通しです。利益につきましては、第2四半期累計期間における実績進捗を踏まえ、前回発表の業績予想を上回る見通しです。なお、配当予想については変更いたしません。(注)本業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、様々な要因の変化により実際の業績とは異なる場合があります
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.04-09 | 123,000 | 8,500 | 8,600 | 6,000 | 53.4 | 32 | 2020-05-18 |
IFRS |
| 新 20.04-09 | 131,000 | 16,500 | 16,000 | 11,000 | 98.0 | 32 | 2020-10-22 |
IFRS |
| 修正率 | +6.5 | +94.1 | +86.0 | +83.3 | +83.3 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.03 | 268,000 | 22,500 | 22,600 | 16,000 | 142.4 | 64 | 2020-05-18 |
IFRS |
| 新 2021.03 | 270,000 | 29,000 | 28,000 | 19,000 | 169.1 | 64 | 2020-10-22 |
IFRS |
| 修正率 | +0.7 | +28.9 | +23.9 | +18.8 | +18.8 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.04-09 | 131,758 | 18,588 | 18,825 | 13,503 | 120.3 | 31 | 2019-11-11 |
IFRS |
| 予 20.04-09 | 131,000 | 16,500 | 16,000 | 11,000 | 98.0 | 32 | 2020-10-22 |
IFRS |
| 前年同期比 | -0.6 | -11.2 | -15.0 | -18.5 | -18.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.03 | 257,331 | 19,860 | 20,267 | 12,050 | 107.3 | 54 | 2019-05-13 |
IFRS |
| 2020.03 | 264,807 | 27,479 | 26,691 | 18,287 | 162.9 | 62 | 2020-05-18 |
IFRS |
| 予 2021.03 | 270,000 | 29,000 | 28,000 | 19,000 | 169.1 | 64 | 2020-10-22 |
IFRS |
| 前期比 | +2.0 | +5.5 | +4.9 | +3.9 | +3.8 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。