サムコは急速人気化し75日線越え、半導体製造装置分野でニッチトップの技術力評価へ
サムコ<6387>が全体軟調地合いに抗して大幅高。6.4%高の4570円まで上昇し、75日移動平均線をマドを開けて跳び越える上昇パフォーマンスを演じた。化合物半導体分野の研究開発型企業で薄膜形成技術を核とするその製品技術力に定評がある。プラズマCVD装置やALD装置、ドライエッチング装置、ドライ洗浄装置などで強みを発揮している。20年7月期以降、技術力を業績面で開花させ目を見張る利益成長をみせており、23年7月期営業利益は前の期比36%増の18億5800万円と過去最高利益を大幅に更新、続く24年7月期も伸び率こそ鈍化するものの前期比7%増の19億9000万円予想と最高更新が続く見通し。高水準の受注残を抱え、25年7月期以降は再び2ケタ増益路線に復帰する公算が大きい。
株探ニュース