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加藤製作所 Research Memo(7):2024年3月期第2四半期累計は大幅増益で収益回復基調が鮮明

特集
2023年12月15日 12時07分

■業績動向

1. 2024年3月期第2四半期累計の業績概要

加藤製作所<6390>の2024年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比13.0%増の29,568百万円、営業利益が同165.6%増の800百万円、経常利益が同60.5%増の1,604百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同164.6%増の2,521百万円だった。収益性重視戦略が奏功して大幅増益となり、収益回復基調が鮮明となった。売上面では、主力製品における一部主要部品の供給制限が継続していることに加え、中国では厳しい販売環境が続いたが、東南アジアや欧米の好調が牽引した。営業利益は、販管費が増加したものの、収益性重視戦略による売価・原価・製品構成改善、アフター部品の拡販、為替の円安効果などで吸収して大幅増益だった。売上総利益は同24.3%増加し、売上総利益率は同1.6ポイント上昇して17.3%となった。販管費は同13.1%増加したが、販管費率は14.6%で横ばいで推移した。この結果、営業利益率は同1.5ポイント上昇して2.7%となった。

営業利益の前年同期比498百万円増の内訳は、部品供給問題の影響などによる販売台数の減少で166百万円減、売価・原価・製品構成・その他の変動で814百万円増、アフター部品の販売強化で122百万円増、為替の円安効果で228百万円増、販管費の増加(国内外における営業促進費用の増加、給与・賞与等の前期削減からの回復など)で500百万円減だった。なお営業外収益では為替差益が520百万円(前年同期は622百万円)と前年同期比102百万円減少となった。特別利益には固定資産売却益(KATO WORKS (THAILAND)の解散・清算に伴い土地及び主要建設物を譲渡)1,255百万円を計上した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

提供:フィスコ

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