ダイコク電機---1Qは大幅増収増益、主力の情報システム事業が大幅増収増益を果たす
ダイコク電機<6430>は10日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比174.4%増の159.65億円、営業利益が48.37億円(前年同期は2.27億円の利益)、経常利益が48.55億円(同3.06億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が33.69億円(同1.91億円の利益)となった。
情報システム事業の売上高は前年同期比255.1%増の149.13億円、セグメント利益は同748.2%増の53.05億円となった。『パチンコホール向け製品等』の売上は、スマート遊技機専用を含む同社カードユニット「VEGASIA」、情報公開端末「REVOLA」、「BiGMO PREMIUM」の販売台数が好調に推移した結果、前年同期を大幅に上回った。『サービス』の売上は、主要なサービスが堅調に推移し、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回った。
アミューズメント事業の売上高は前年同期比35.1%減の10.52億円、セグメント損失は0.34億円(前年同期は0.32億円の損失)となった。パチンコ機向けの表示ユニット及び制御ユニット販売、部品販売ともに、前年同期を下回った。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.4%増の380.00億円、営業利益が同4.5%増の42.00億円、経常利益が同2.1%増の43.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.5%増の30.00億円
とする期初計画を据え置いている。
《AS》
株探ニュース