JUKIが後場S安、未定としていた22年12月期上期業績は営業減益を見込む
JUKI<6440>が後場急落しストップ安の747円に売られている。午後1時ごろ、未定としていた22年12月期の上期連結業績予想を発表し、売上高580億円(前年同期比23.1%増)、営業利益19億円(同0.4%減)、純利益12億円(同1.8%減)と減益を見込むことが嫌気されている。
工業用ミシンで中国各地でのロックダウンの影響が見込まれるものの、サプライチェーンの再構築加速を図るほか、半導体やロボットなどの力強い需要拡大や、新興国市場の拡大などを捉えた売り上げの着実な取り込みを進めることで売り上げ増を見込む。ただ、部品調達・物流コストの増加などの影響から、減益となるもようだ。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高1160億円(前期比14.5%増)、営業利益53億円(同37.0%増)、純利益31億円(同43.9%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高272億1800万円(前年同期比24.4%増)、営業利益7億6400万円(同2.3倍)、純利益5億1600万円(同3.6倍)だった。
株探ニュース