決算new! 2025/02/14 発表  今期経常は3%増益へ
6546東証S貸借
業種 サービス業

フルテック 株価材料ニュース

1,108
+18
+1.65%
業績
(15:30)
PTS

1,050

(22:39)
株価は15分ディレイ

フルテック Research Memo(9):2024年12月期も年間28.0円、配当性向30%以上と安定配当を継続予定

特集
2024年10月8日 16時19分

■株主還元策

フルテック<6546>は株主に対する利益還元を重要経営課題と認識し、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施することを基本方針としている。1株当たりの年間配当金は東京証券取引所に上場した2017年3月期は22.0円であったが、以降の決算期は27.0円または28.0円と安定した普通配当を実施している(2023年12月期は創業60周年記念配当3.0円を実施)。配当性向も2017年3月期は29.0%、2018年3月期は29.9%と30.0%を下回ったものの、以降の決算期は30%以上の配当性向であり、30%を目安とした安定配当を継続している。親会社株主に帰属する当期純利益の水準が低下した2022年12月期も年間配当金28.0円を維持し、配当性向は159.8%と大きく上昇した。

2024年12月期は、1株当たり中間配当を例年どおり10.0円実施し、期末配当は18.0円と年間28.0円を予定している。配当性向は44.9%を確保する見通しだ。一方、同社のPBRは2023年12月には0.96と1倍を下回り、ROEも3.8%と十分なエクイティ・スプレッドを確保している状況にはない。そのため、上述してきた成長戦略の着実な実行など資本コスト・株価を意識した経営を進める計画である。また、配当利回りの水準は約2.5%と東京証券取引所スタンダード市場の平均2.55%(2024年8月末有配企業の平均)と同程度の水準にはあるものの、金利上昇が見込まれる中で個人投資家が求める配当利回り3.0%以上の水準とは乖離がある。そのため、同社では配当政策の見直しも視野に入れており、今後の動向が期待される。なお、株主優待も実施しており、保有株式数及び保有期間に応じて1,000円分から最大4,000円分までのクオカードを贈呈している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)

《HN》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる