DMソリュ、上期経常を一転25%増益に上方修正
6549ディーエムソリューションズ【連結】
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ディーエムソリューションズ <6549> [東証S] が11月6日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.2億円→2.9億円(前年同期は2.3億円)に27.8%上方修正し、一転して25.0%増益見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の5.1億円(前期は4.7億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、コロナ禍が落ち着き、経済活動が正常化す...
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、コロナ禍が落ち着き、経済活動が正常化するなか、ダイレクトメール事業における商業DMや定期刊行物等の封書及び宅配便の発送代行サービス、EC事業者の商品保管や在庫管理、商品注文時の梱包や発送を行うフルフィルメントサービス、双方の新規顧客の獲得及び既存顧客からの受注が堅調に推移したことに加え、インターネット事業も前年同期から大きく伸長いたしました。この結果、2023年9月28日に公表した東京都国立市の物流拠点用の土地建物の取得にかかる費用が生じたものの、各段階利益のいずれにおいても前回発表予想を上回る見通しとなりました。 一方、売上高については、利益率重視の観点から、ダイレクトメール事業において発送代行サービスの受注活動は拡大しつつも、利益率の高いフルフィルメントサービスの受注活動により注力したこと、及びインターネット事業のバーティカルメディアサービスにおいてプロダクト構成が変化したことにより、前回発表予想との乖離が生じました。 発送代行サービスにおいては、DM機械の導入によるインフラの増強、インターネット事業で培ったマーケティング施策による集客の拡大、SFA(Sales Force Automation)の活用による営業活動の効率化、コストの見直し等、多方面にサービス拡大の為の投資と業務改善を継続することで、着実に実績を積み上げております。また、フルフィルメントサービスについては、安価でシンプルな料金体系や充実したサポート体制を強みに、EC通販市場の拡大に伴い増加している煩雑な出荷関連業務の外部委託ニーズを的確に捉え大きく伸長しております。 また、インターネット事業についても、バーティカルメディアサービスにおいて利益率の高い自社メディアが好調に推移したことで、営業利益が大きく伸長いたしました。このような直近の業績動向を見込み、2024年3月期第2四半期(累計)連結業績予想を修正いたします。 なお、2024年3月期通期連結業績予想につきましては、上述した国立市の物流倉庫開設に伴う今期における影響等を精査中であることから、前回公表数値から変更しておりません。今後の業績動向を踏まえ、通期業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。※ 上記予想は、当社が本資料の発表日現在において入手可能な情報による判断及び仮定を前提としており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.04-09 | 9,693 | 221 | 227 | 146 | 52.7 | 0 | 2023-05-12 |
連結 |
| 新 23.04-09 | 9,024 | 284 | 290 | 192 | 69.3 | 0 | 2023-11-06 |
連結 |
| 修正率 | -6.9 | +28.5 | +27.8 | +31.5 | +31.5 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.04-09 | 8,900 | 221 | 232 | 132 | 47.9 | 0 | 2022-11-11 |
連結 |
| 予 23.04-09 | 9,024 | 284 | 290 | 192 | 69.3 | 0 | 2023-11-06 |
連結 |
| 前年同期比 | +1.4 | +28.5 | +25.0 | +45.5 | +44.9 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.03 | 16,682 | 98 | 101 | 5 | 2.0 | 0 | 2022-05-13 |
連結 |
| 2023.03 | 17,861 | 462 | 477 | 315 | 113.8 | 0 | 2023-05-12 |
連結 |
| 予 2024.03 | 19,806 | 500 | 512 | 330 | 119.2 | 0 | 2023-05-12 |
連結 |
| 前期比 | +10.9 | +8.2 | +7.3 | +4.8 | +4.7 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。