Fringeがカイ気配スタート、Sansanグループ入り視野に資本業務提携
Fringe81<6550>がカイ気配スタート。19日の取引終了後、Sansan<4443>と資本業務提携を再締結するとともに、Sansan及び日本政策投資銀行に対して第三者割当による優先株式の発行を行うと発表した。
Fringeは、昨年12月に締結したSansanとの資本業務提携を終了させ、今回Sansanの子会社としてグループ入りすることを視野に改めて資本業務提携する。Fringeが手掛けるHRテックサービス「Unipos(ユニポス)」とクラウド名刺管理サービス「Sansan」との連携のほか、インターネット広告事業などで連携していく。
あわせて、Sansanと日本政策投資銀行を引受先とする第三者割当増資を実施する。これにより調達する総額38億円の資金は、ユニポスのシステム開発やマーケティング投資などにあてる。なお、子会社化の時期についてFringeでは、契約上の取り決めはないが、ユニポス事業が成長し、Sansanグループの利益に貢献できるようになった段階を想定しているという。また、子会社となった後も上場は維持する方針とした。加えて、10月1日付で「Unipos株式会社」に商号変更を行う予定としている。
株探ニュース