MSコンサルが急反落、第1四半期営業損益は赤字に転落
MS&Consulting<6555>が急反落している。前週末7日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高3億8400万円(前年同期比16.0%減)、営業損益9900万円の赤字(前年同期2500万円の黒字)、最終損益6500万円の赤字(同2000万円の黒字)となり、赤字に転落したことが嫌気されている。
基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」は、一部大手顧客の契約が満了となったほか、年間調査スケジュール変更要請への対応などがあり苦戦した。また、前期からの人的投資及びIT投資により、労務費・人件費・減価償却費が上昇したことも赤字につながった。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高25億1500万円(前期比13.6%増)、営業利益3億1900万円(同1.9%減)、最終利益1億9900万円(同9.6%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース