AIAI急反落、4~12月期堅調も足もと業績悪を嫌気
AIAIグループ<6557>が急反落。1日の取引終了後に23年4~12月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比7.5%増の86億2300万円、営業利益は前年同期実績(9700万円の赤字)から2億9500万円の黒字に転換と堅調だった。ただ、四半期ベースでみると直近10~12月期は7~9月期までの増益から一転減益となっており、足もとの業績悪が嫌気されたようだ。
新規開設施設による定員拡大・園児数増加を背景に売上高は堅調に推移した。一方、10~12月期に令和5年人事院勧告に伴う保育士の処遇改善の一部を計上しており、これが利益面で影響した。なお、人事院勧告に伴う運営委託補助金に関する売り上げは年度末精算で計上される見込みとしている。
株探ニュース