共和コーポが9日続伸、「鬼滅の刃」の景品展開強化などで21年3月期業績予想を上方修正
共和コーポレーション<6570>が9日続伸している。午後2時ごろ、21年3月期の単独業績予想について、売上高を102億2200万円から106億300万円(前期比22.0%減)へ、営業損益を2億9800万円の赤字から6800万円の赤字(前の期2億4900万円の黒字)へ、最終損益を4億1100万円の赤字から2億1600万円の赤字(同3800万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。
第3四半期に入り、「鬼滅の刃」の景品展開強化及び関連イベントの実施などを行ったことが要因という。また、継続的な在庫管理精度向上への取り組みにより、適正在庫の維持が可能となりつつあることや、人件費のコントロール及び諸経費全般の削減に努めたことも寄与するという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高75億3800万円(前年同期比26.4%減)、営業損益1億2500万円の赤字(前年同期1億7100万円の黒字)、最終損益2億4400万円の赤字(同1億4300万円の黒字)だった。
株探ニュース