アジャイルMなど直近IPO株の売買活発化、一部銘柄には強弱感も対立
アジャイルメディア・ネットワーク<6573>や日総工産<6569>が上昇するなど直近IPO株の売買が活発化している。米トランプ政権の保護主義政策なども警戒され、全般相場は方向感に欠ける展開となっているが、新鮮味のあるIPO銘柄には買い人気が集中。きょう初値をつけたブティックス<9272>を含め上場初日は買い殺到で値がつかず、2日目に初値をつけるIPO銘柄が続出している。この日新規上場したビープラッツ<4381>も、IoT(インターネット・オブ・シングス)関連のプラットフォームを手掛けることから人気を集め、株価はカイ気配を切り上げる展開となっている。
こうしたなか、直近IPO銘柄にも物色の矛先が向かっている。この日はソーシャルメディアの口コミを分析し、販売促進や商品開発するサービスを行っているアジャイルMや製造工程の請負事業などを手掛ける日総工産が買われている。一方、前日まで急騰していたRPAホールディングス<6572>やSOU<9270>は利益確定売りで値を下げるなど、直近IPO銘柄にも強弱感が対立している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース