リード大幅続伸、自動車用部品好調で20年3月期決算は上振れ着地
リード<6982>が大幅に8日続伸となっている。同社は21日取引終了後に、20年3月期通期の単独決算を発表。営業損益は1億2400万円の黒字(前期は6400万円の赤字)となり、従来予想の1億1000万円の黒字から上振れ着地した。
売上高は前の期比10.3%増の64億4400万円(従来予想は64億円)となった。主力の自動車用部品事業で、量産部品や補修部品の受注が拡大したほか、省人化の推進や予算管理の徹底により製造諸費用を大幅削減できたことが寄与した。なお、21年3月期通期の業績予想については、新型コロナウイルスの影響が見極めにくいとして現時点で未定としている。
株探ニュース