日東電は続伸でもみ合い上放れへ、データセンター向け好調で4~9月期営業7割増益を達成
日東電工<6988>は続伸、2000円台前半のもみ合いを上放れる動きを見せている。産業用テープや光学フィルムなどを中心とする総合材料メーカー大手だが、生成AI市場の急成長を背景にデータセンター向け回路材料が高水準で収益押し上げに貢献している。同社が28日取引終了後に発表した25年3月期上期(24年4~9月)決算は営業利益が前年同期比70%増の1092億6700万円と急拡大した。これを好感する買いを呼び込んでいる。通期の営業利益見通しについては前期比29%増の1800億円を据え置いているが、進捗率から上振れる可能性も意識され、株価を強く刺激する格好となった。
株探ニュース