三井E&Sがストップ高カイ気配、今期は一転経常増益の見通しに修正し買い戻し誘う
三井E&S<7003>がストップ高の水準となる前営業日比150円高の956円でカイ気配となっている。14日の取引終了後、24年3月期の業績予想の上方修正を発表した。売上高予想は200億円増額して3000億円(前期比14.4%増)、経常利益予想は70億円増額して160億円(同27.7%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する形となり、買い戻しを誘ったようだ。
子会社での建機エンジン事業が好調に推移する。海外土木建築工事の受注工事損失引当金の取り崩しを実施したことも寄与する。4~12月期の売上高は前年同期比24.3%増の2153億6100万円、経常損益は116億9000万円の黒字(前年同期は4億4700万円の赤字)となった。
株探ニュース