会社側からの【修正の理由】

2021 年 3 月期の通期業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な経済活動の停滞により、当社においても多大な影響を受ける見込みであり、業績影響を合理的に算出することが困難であるため未定としていましたが、現時点で把握できる情報に基づき算定し、売上高、営業利益を公表することといたしました。　なお、新型コロナウイルス感染拡大による影響については、事業毎に以下の仮定を置いて算定しています。（１） 航空宇宙システム事業は、世界の旅客需要が低迷しており、完全回復には相当期間を要する。（２） その他の事業は、中国建機市場向け油圧機器や半導体向けロボット等は既に回復基調にあるものの、その他の製品の需要回復には一定期間を要する。　また、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益及び 1 株当たり当期純利益の予想については、ポストコロナを見据えて、今後発生しうる追加的な費用を精査中のため現時点では引き続未定とし、合理的な予想が可能となった時点で速やかに公表いたします。

当社は、株主価値向上と配当による株主還元をバランス良く実施していくため、将来の業績見通しに加え、フリーキャッシュフロー、負債資本倍率（D／E レシオ）等の財務状況を総合的に勘案し、中長期的な連結配当性向の基準を 30%としています。　2021 年 3 月期の配当予想については、これまで未定としておりましたが、当期の業績動向や今後の新型コロナウイルス感染症拡大による財務リスクへの備えなどを総合的に勘案した結果、第 2 四半期末の配当を見送ることとしました。なお、期末の配当については無配となる可能性が高いものの引き続き未定とさせていただき、配当予想が可能となった時点で速やかに公表いたします。