スプリックス、前期経常を63%上方修正
7030スプリックス【連結】
業績修正PDF
スプリックス <7030> が11月6日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年9月期の連結経常利益を従来予想の10.9億円→17.8億円(前の期非連結は27.4億円)に62.8%上方修正し、減益率が60.0%減→34.9%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.3億円→8.2億円(前年同期非連結は11.8億円)に6.1倍増額し、減益率が88.5%減→30.2%減に縮小する計算になる。
※今期から連結決算に移行。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
前回の業績予想においては、新型コロナウイルス感染拡大により、春以降森塾における入塾生の減少と退塾生の増加が...
会社側からの【修正の理由】
前回の業績予想においては、新型コロナウイルス感染拡大により、春以降森塾における入塾生の減少と退塾生の増加が継続し在籍生徒数が漸減するリスクなどを前提に売上減を想定しておりました。ただ、緊急事態宣言が明けた6月以降の入塾生は回復傾向となり、夏期講習受講生及び9月の入塾生は前年並みとなりました。また、退塾生については、6月の退塾率が前年の半分以下になるなど、塾を変えようという動きが減ったことから想定を下回りました。これらの結果、9月末の直営在籍生徒数は32,156人(前年同期比646人増)となり、売上高は前回予想より780百万円増(7.1%増)となりました。 一方、前回の業績予想における売上原価と販売費及び一般管理費については、売上に連動するアルバイト講師給与などの変動費は減少するものの、4月以降に増加した社員に関連する費用などの固定費の抑制は難しい前提としておりましたが、社員がアルバイト講師に代わって授業を受け持つなどにより変動費が想定を大きく下回りました。 なお、新型コロナウイルス感染拡大の投資先への影響を鑑みて、投資有価証券の減損を認識し、特別損失に計上いたします。 以上の結果、営業利益は前回予想より688百万円増(62.6%増)、経常利益は同689百万円増(62.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は同359百万円増(45.4%増)となる見込みです。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績などは様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.04-09 | 5,178 | 137 | 136 | 93 | 5.4 | 16 | 2020-05-13 |
連結 |
| 新 20.04-09 | 5,958 | 825 | 825 | 452 | 26.4 | 16 | 2020-11-06 |
連結 |
| 修正率 | +15.1 | 6.0倍 | 6.1倍 | 4.9倍 | 4.9倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2020.09 | 11,063 | 1,099 | 1,098 | 791 | 46.1 | 31 | 2020-05-13 |
連結 |
| 新 2020.09 | 11,843 | 1,787 | 1,787 | 1,150 | 67.1 | 31 | 2020-11-06 |
連結 |
| 修正率 | +7.1 | +62.6 | +62.8 | +45.4 | +45.4 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.04-09 | 5,497 | 1,180 | 1,182 | 747 | 43.6 | 16 | 2019-11-14 |
単独 |
| 予 20.04-09 | 5,958 | 825 | 825 | 452 | 26.4 | 16 | 2020-11-06 |
連結 |
| 前年同期比 | +8.4 | -30.1 | -30.2 | -39.5 | -39.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.09 | 10,451 | 2,467 | 2,423 | 1,566 | 97.1 | 35 | 2018-11-13 |
単独 |
| 2019.09 | 11,410 | 2,741 | 2,744 | 1,773 | 103.5 | 31 | 2019-11-14 |
単独 |
| 予 2020.09 | 11,843 | 1,787 | 1,787 | 1,150 | 67.1 | 31 | 2020-11-06 |
連結 |
| 前期比 | +3.8 | -34.8 | -34.9 | -35.1 | -35.2 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。