ブリッジインターナショナル---3Qは2ケタ増収・増益、3事業部門揃って増収を果たす
ブリッジインターナショナル<7039>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比21.8%増の65.52億円、営業利益が同4.2%増の7.17億円、経常利益が同10.9%増の7.66億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.1%増の4.69億円となった。
インサイドセールスアウトソーシング事業の売上高は33.69億円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益は4.96億円(同9.1%増)となった。インサイドセールスの立上げ時の支援、インサイドセールス向け研修、定着化コンサルティングなどのサービス提供を一層強化している。一方で、短期間に確実なインサイドセールス活動を開始し、成果を得たい観点から、同社グループのアウトソーシングサービスを利用する企業も引き続き増える傾向は維持されている。
プロセス・テクノロジー事業の売上高は13.42億円(前年同期比233.9%増)、セグメント損失は0.17億円(前年同期は0.26億円の損失)となった。顧客の売上拡大やビジネスモデル変革に向けた、GTM戦略立案、顧客エンゲージメントプロセス設計、オペレーションモデル構築、テックスタック構築を実施し、顧客企業のエンゲージメントプロセス統合とアジャイルでの運用支援を行い、他社との差別化を図りビジネスを拡大させている。
研修事業の売上高は18.40億円(前年同期比3.4%増)、セグメント利益は2.38億円(同8.3%減)となった。教育コンテンツ等の充実、人材コンサルティングの提供、人材育成プラットフォームの仕組みを提供し、人材育成
トータル支援を行い、他社との差別化を図りビジネスを拡大させている。
2024年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比22.6%増(前回予想比2.7%減)の86.05億円、営業利益が同1.9%減(同5.4%減)の8.96億円、経常利益が同2.3%減(同5.4%減)の8.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.0%減(同4.9%減)の5.86億円とする期初計画を据え置いている。
《AK》
株探ニュース