アンビスHDは上場来高値更新、12月末を基準日として1株を2株に株式分割へ
アンビスホールディングス<7071>は急騰し上場来高値を更新した。11日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで、投資家により投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的としている。
また、同時に発表した22年9月期の連結業績予想が、売上高216億8200万円(前期比41.4%増)、営業利益49億6500万円(同31.2%増)、純利益33億100万円(同25.7%増)と大幅増収増益を見込み、年間配当は6円(前期9円)と実質増配を予定していることも好材料視されている。同社は医療施設型ホスピス「医心館」を展開しており、今期は15事業所を新規開設し期末時点で57事業所とすることが寄与する。
なお、21年9月期決算は、売上高153億3400万円(前の期比67.1%増)、営業利益37億8400万円(同2.0倍)、純利益26億2700万円(同2.1倍)だった。
株探ニュース