FFJはカイ気配、今期業績・配当予想の上方修正を好感
Fast Fitness Japan<7092>はカイ気配。11日の取引終了後、24年3月期連結業績予想について売上高を154億円から157億円(前期比6.2%増)へ、営業利益を31億円から33億円(同1.9%減)へ上方修正すると発表。期末配当予想も15円から30円に大幅増額しており、これを好感した買いが膨らんでいる。
全国規模のプロモーション活動が奏功し、会員数が増加したことが業績を押し上げる。店舗運営の効率化に伴う売上原価の改善や全社的なコストコントロールの推進も寄与する見込み。
あわせて配当方針の変更を明らかにした。中期経営計画(24年3月期~26年3月期)期間に連結配当性向40%を目安とし、DOE(株主資本配当率)4.5%を下限とする新たな方針を掲げた。業績修正と配当方針の変更に伴い、期末配当予想を増額した。年間配当額は40円(前期25円)となる見通しだ。
株探ニュース