のむら産業がカイ気配スタート、包装関連の需要回復で今期は一転最終増益・増配の見通し
のむら産業<7131>がカイ気配スタート。13日の取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益は1億9900万円から2億5900万円(前期比7.9%増)に見通しを引き上げた。減益予想から一転して最終増益を見込むほか、これまで37円としてきた年間配当予想は、47円(前期比5円増配)に増額修正しており、好感されたようだ。
売上高の見通しは58億8100万円から59億6300万円(同9.2%増)に見直した。コロナ禍を経て社会経済活動の正常化が進むなか、包装関連事業では外食関連の需要に回復傾向がみられた。物流梱包事業では環境配慮型の資材などの需要が拡大。想定よりも為替が円高方向で推移した影響もあって、業績予想に反映した。
第3四半期累計の売上高は前年同期比15.0%増の44億5000万円、最終利益は同55.7%増の2億2700万円だった。
株探ニュース