のむら産業が続伸、24年10月期業績及び配当予想を上方修正
のむら産業<7131>が続伸している。前週末13日の取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、売上高を62億6900万円から65億200万円(前期比8.9%増)へ、営業利益を4億700万円から4億9300万円(同10.0%増)へ、純利益を2億4600万円から3億2000万円(同10.3%増)へ上方修正して減益予想から一転して増益予想とし、あわせて期末一括配当予想を45円から55円(前期52円)へ引き上げたことが好感されている。
消費者のコメ備蓄意識の高まりやインバウンド需要の増加などで米穀精米袋など包装資材の需要が増加しているほか、展示会などを活用した営業活動により包装機械や物流梱包事業も堅調に推移していることが要因。また、既存商品の競争力強化を優先するための中長期の研究開発計画の見直しや人材採用の競争激化による補強の遅れなどもあり、売上高・利益が計画を上回る見通しという。
なお、第3四半期累計(23年11月~24年7月)決算は、売上高47億7700万円(前年同期比7.4%増)、営業利益3億9800万円(同10.9%増)、純利益2億5800万円(同13.5%増)だった。
株探ニュース