島根銀行がマド開け急伸、貸出伸長・国内債投資効果で9月中間期は一転最終増益へ
島根銀行<7150>がマドを開けて急伸している。6日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、純利益が計画を3億1000万円上回る5億円(前年同期比72.4%増)で着地したようだと発表。減益予想から一転、増益で着地する格好となり、評価されたようだ。経常利益は計画に対し3億7000万円上振れして6億円(同59.2%増)となったもよう。地元企業向けの貸出金残高が伸長し、住宅関連融資の残高が想定を上回って堅調に推移した。金利が上昇基調にある国内債への投資の拡大により有価証券利息配当金を積み上げたほか、保険商品の販売額も計画を上回った。更に与信関連費用を抑制し、銀行単体の利益の上振れにつなげた。
株探ニュース