ヒロセ通商が急反発、前期経常は75%増で3期連続最高益
外国為替証拠金取引(FX)大手、ヒロセ通商 <7185> [JQ] が急反発し、上場来高値を更新した。15日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比74.6%増の25.5億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新したことが買い材料視された。
外国為替市場は前年に比べ小幅な値動きで推移したが、顧客口座数と預かり証拠金が増加したうえ、販管費が減少し、大幅増収増益を達成した。利便性向上に加え、セミナーや情報発信のためのコンテンツの充実などを図った。また、カバー取引の見直しを行ったことも奏功した。なお、19年3月期の業績見通しは開示しなかった。
併せて、従来未定としていた前期の期末一括配当を26円(前期比5円増)を実施する方針を示した。同時に発表した4月の営業収益は前年同月比13.8%増の6.2億円とプラス基調を維持した。
株探ニュース