トヨタ、ホンダなど自動車株が堅調、1ドル111円の円安進行が追い風材料
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が頑強な値動き。ここにきて米長期金利の上昇傾向が強まり、日米金利差拡大の思惑から外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発、足もとでは1ドル=111円前後の動きと円安が進んでいる。輸出セクターのなかでも特に為替感応度の高い自動車セクターには追い風要因となっている。トヨタの今期想定為替レートは1ドル=105円、ホンダは106円となっており、いずれも従来想定よりも輸出採算の改善が見込まれる。半導体不足による自動車減産の動きなどはマイナス材料ながら、足もとでは空売りの買い戻しなども誘発し強調展開が続いている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています
株探ニュース