トヨタは後場もマイナス圏で推移、国交省「3車種の出荷停止解除」報道に反応薄
トヨタ自動車<7203>は後場もマイナス圏で推移している。日本経済新聞電子版がこの日の午後、「自動車の量産に必要な認証『型式指定』の不正問題を巡り、国土交通省がトヨタ自動車の現行生産の3車種について出荷停止指示を解除する方針を固めたことが31日、関係者への取材で分かった」と報じた。これに先立ち、日銀は31日まで開いた金融政策決定会合で追加利上げを決定。ドル円相場は金融政策の公表直後にドル高・円安方向に振れる場面があったが、その後は頭打ちとなり、足もとでは1ドル=152円台半ばで推移している。円安基調の一服感が強まるなかで、出荷停止解除の報道を受けた株価の反応は限定的なものとなっている。
株探ニュース