日野自が急反落、エンジン認証問題で今期最終赤字2200億円へ
日野自動車<7205>が急反落。29日取引終了後、25年3月期連結業績予想の修正を発表。北米向けエンジン認証問題に関する損失の計上により、これまで未定としていた最終損益を2200億円の赤字(前期170億8700万円の黒字)とした。あわせて、同じく未定としていた配当予想を無配にする方針を示し、これらが嫌気され売られている。
通期の売上高は1兆6000億円から1兆6500億円(前期比8.8%増)へ、営業利益は200億円から300億円(前期81億300万円の赤字)へ上方修正した。海外売上台数やトヨタ向け車両の台数減が見込まれるものの、円安や経費軽減が寄与する格好で前回予想を上回る見通しとなった。
株探ニュース