エフテックは地合い悪のなか一時5%超の大幅高、業績回復色鮮明もPBRは0.2倍台
エフテック<7212>がリスクオフの地合いに逆行し大幅高、一時5.5%高の648円と値を飛ばした。同社はサスペンションを主力とするホンダ系の自動車部品会社だが、自動車減産の影響も一巡し、足もとの業績は回復色が鮮明だ。22年10~12月期は営業損益が11億9400万円(前年同期実績は10億7600万円の赤字)と大幅黒字化を果たしている。下半期に利益が集中し23年3月期は前期比75%増益の20億円を予想している。PER8倍前後と割安だが、注目されるのはPBRの低さで、時価予想ベースでも0.2倍台前半で会社解散価値の4分の1の水準に放置されていることになる。配当利回りも3%超と高水準で、株価の水準訂正余地が強く意識されている。
最終更新日:2023年02月22日 11時37分
株探ニュース