タチエスは年初来高値更新、未定としていた22年3月期は営業損益黒字転換で増配へ
タチエス<7239>は急伸し年初来高値を更新。26日の取引終了後に未定としていた22年3月期業績予想を発表しており、売上高2340億円(前期比17.9%増)、営業利益14億円(前期77億5300万円の赤字)、最終利益1億円(同137億100万円の赤字)と黒字転換を見込み、同じく未定としていた配当予想については、中間・期末各31円80銭の年63円60銭(前期6円50銭)と大幅な増配を予定していることが好材料視されている。
また、きょう午前10時ごろに発表した25年3月期を最終年度とする中期経営計画で、最終年度に売上高2700億円、営業利益90億~100億円と来期以降、業績の急回復を目指すとしたことも好感されている。既存のシートビジネス領域で深化による業務の変革を行い、収益構造と資産効率の改善を図ることで基盤を再構築するとしている。
株探ニュース