エイケン工業が後場急落、前期業績は計画上振れも利益確定売りが優勢
エイケン工業<7265>は後場急落。5日午後2時30分ごろ、25年10月期の単独決算を発表。売上高は81億円(前の期比11.2%増)、最終利益は3億2600万円(同49.9%増)となった。主力のフィルター部門、第2の柱として拡販を図る燃焼機器部門のいずれも増収増益となり、会社計画を上振れして着地した。26年10月期は上振れした前期の実績に対し売上高は83億5100万円(3.0%増)、最終利益は3億100万円(7.7%減)を見込む。前期の第3四半期末時点で利益は通期計画を上回っており、同社株には業績の上振れ着地を見込んだ買いが直近では入っていた。発表を受けて利益確定目的の売りが出たようだ。
株探ニュース