スズキが続急伸、第1四半期の最終黒字確保がポジティブサプライズ
スズキ<7269>が続急伸している。3日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算で、最終利益は前年同期比95.6%減の17億6400万円に大きく落ち込んだ。ただ、市場では200億円を超える赤字を予想する向きが多く、最終黒字で着地したことがポジティブサプライズとなっている。4~6月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響でインドを中心に自動車販売が急減し、コロナ関連の特別損失も計上したが、経費削減効果などで最終黒字は確保した。
株探ニュース