SUBARUが後場に下げ幅拡大、販売台数見通し引き下げ通期業績予想を据え置く
SUBARU<7270>が後場に下げ幅を拡大した。1日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.4%増の2兆2661億5800万円、最終利益は同8.0%増の1630億3300万円となった。生産・販売台数が前年同期から落ち込み、販売奨励金がかさんだ一方、円安効果が補う格好となった。通期の見通しに関しては生産台数をこれまでの計画から1万台引き下げて95万台(前期比2万台減)、販売台数を3万台引き下げて同じく95万台(同2万6000台減)に修正。想定為替レートを1ドル=142円から149円と円安方向に見直しながらも、業績予想は据え置いた。円安の進行による業績の上振れ期待が膨らんでいた同社株に対しては、失望売りが膨らむ格好となったようだ。
株探ニュース