イクヨは急反落、前期の営業利益は上振れ着地も今期予想は52%減
イクヨ<7273>が急反落している。同社は18日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比51.6%減の3億3600万円としていることが嫌気されているようだ。
売上高は同14.0%増の166億4700万円になる見通し。足もとでは新規の金型受注が増加しているものの、原材料及びエネルギー価格の高騰など自動車業界を取り巻く環境は依然不透明な状況が続くとみている。
なお、23年3月期通期の連結決算は、売上高が前の期比10.3%増の146億800万円(従来予想は141億2500万円)、営業利益が同95.2%増の6億9500万円(同4億4500万円)で着地。部品供給不足による生産遅れが徐々に回復しているほか、一時的な試作受注に関する一括売り上げが計上されたことなどが上振れ要因となったとしている。
株探ニュース