ハイレックスは急反発、第3四半期営業は14億6800万円の黒字に浮上
ハイレックスコーポレーション<7279>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は8日取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算を発表。営業損益が14億6800万円の黒字(前年同期は32億8200万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比20.0%増の2197億700万円で着地。半導体の供給不足などの緩和に伴う自動車メーカーの生産増加が追い風となったほか、利益面では原価低減や生産性向上、経費削減などの合理化が寄与した。なお、通期業績予想については売上高2851億円(前期比11.5%増)、営業損益は31億円の黒字(前期は48億5600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
株探ニュース