小田原機器、前期経常を31%上方修正、配当も4円増額
7314小田原機器【連結】
業績修正PDF
小田原機器 <7314> [JQ] が2月10日大引け後(15:15)に業績・配当修正を発表。19年12月期の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→2.6億円の黒字(前の期は10.3億円の赤字)に30.8%上方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の0.5億円の黒字→1.1億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に2.2倍増額した計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→19円(前の期は15円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、首都圏を中心とした運賃収受システムの更新案件を取り込み、順次納入を進めたことにより、...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、首都圏を中心とした運賃収受システムの更新案件を取り込み、順次納入を進めたことにより、売上高は前回発表予想と同程度となる見通しとなりました。利益面につきましては、原価の低減を徹底した結果、売上原価率が低下したことにより、各段階利益が前回発表予想を上回る見通しとなりました。
当社は、利益配分につきましては、将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した剰余金の配当を継続して実施していくことを基本方針としております。配当を実施するにあたっては配当性向を重要な指標とし、毎期30%の配当性向を確保することを目標としております。併せて、業績にかかわらず安定配当部分として15円の配当を設けることとしております。この方針に基づき、2019年12月期の期末配当金は1株当たり15円の予想でしたが、業績動向等を総合的に勘案した結果、当社の配当方針に基づき、1株当たりの期末配当金を4円増配し、19円とする予定であります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.07-12 | 3,193 | 62 | 51 | 22 | 7.1 | 15 | 2019-08-09 |
連結 |
| 新 19.07-12 | 3,118 | 115 | 113 | 67 | 21.8 | 19 | 2020-02-10 |
連結 |
| 修正率 | -2.3 | +85.5 | 2.2倍 | 3.0倍 | 3.1倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.12 | 6,293 | 199 | 201 | 149 | 48.2 | 15 | 2019-02-13 |
連結 |
| 新 2019.12 | 6,218 | 252 | 263 | 194 | 63.1 | 19 | 2020-02-10 |
連結 |
| 修正率 | -1.2 | +26.6 | +30.8 | +30.2 | +30.9 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.07-12 | 2,314 | -273 | -288 | -267 | -86.6 | 15 | 2019-02-13 |
連結 |
| 予 19.07-12 | 3,118 | 115 | 113 | 67 | 21.8 | 19 | 2020-02-10 |
連結 |
| 前年同期比 | +34.7 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.12 | 3,121 | -591 | -570 | -31 | -10.1 | 15 | 2018-02-13 |
連結 |
| 2018.12 | 3,341 | -1,031 | -1,030 | -1,138 | -369.1 | 15 | 2019-02-13 |
連結 |
| 予 2019.12 | 6,218 | 252 | 263 | 194 | 63.1 | 19 | 2020-02-10 |
連結 |
| 前期比 | +86.1 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。