<注目銘柄>=松屋R&D、ベトナム新工場や工程自動化が寄与
松屋アールアンドディ<7317>は血圧計センサー用腕帯などのメディカルヘルスケア事業と、自動車安全装置縫合システムをはじめとしたセイフティシステム事業が2本柱。前期に完成したベトナム新工場の効果に加え、製造工程の自動化に取り組んでいることがコスト抑制につながっている。
これにより、8月9日に発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比2.2倍の4億8800万円で着地。通期予想は従来通り15億3900万円(前期比19.9%増)で据え置いているが、進捗率は31.7%に達していることから上振れが期待できそうだ。
株価は8月6日に年初来安値496円をつけたあとは下値を切り上げる展開。日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線が接近しつつあり、一段の上値が見込まれる。(参)
株探ニュース