ウェルスナビがS高カイ気配、三菱UFJによる買収報道で関心が向かう
ウェルスナビ<7342>がストップ高の水準となる前営業日比300円高の1358円でカイ気配となっている。29日付の日本経済新聞朝刊が、「三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は、投資一任サービスのロボットアドバイザー(ロボアド)最大手のウェルスナビを買収する」と報じた。近くTOB(株式公開買い付け)に踏み切り、全株式を取得して完全子会社にする方針としている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>とウェルスナビはともに、報道を受けてコメントを開示し、本日開催の取締役会に付議する予定だと明らかにした。ウェルスナビに対しては、TOBにおいて株価に上乗せされるプレミアムへの期待が膨らむ形となり、大量の買い注文が入った。
記事によると、三菱UFJはウェルスナビを完全子会社にすることで、スマートフォンのアプリなどで最適な金融商品を提案するサービスを加速させる。報道を受け、東京証券取引所は寄り付き前にウェルスナビの株式売買を一時停止する措置をとった。
株探ニュース