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グッドパッチ 株価材料ニュース

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グッドパッチ Research Memo(4):デザイン領域の実績とブランドバリューによるポジショニングを有す(2)

特集
2025年9月8日 11時34分

■グッドパッチ<7351>の事業概要

3. 成長戦略

同社は、2025年8月期における成長戦略を既存事業領域と新規事業領域、全社領域それぞれにおいて策定した。戦略を具現化することで、デザインの力をさらに社会に広め、持続的な企業価値の向上を目指している。定量的には売上高100億円以上を早期達成するほか、中期的には時価総額200億円以上を目指す考えである。

(1) 既存事業領域

既存事業である「デザインパートナー事業」と「デザインプラットフォーム事業」の成長を加速させるため、営業強化投資、ソリューション体制構築、Goodpatch Anywhereの稼働向上を推進する。

営業強化投資は、新規案件獲得のため、広告宣伝費を前期の年間5,500万円から2025年8月期には7,600万円に増額し、SEO対策やウェビナー実施などのマーケティング活動を強化する。有効商談数の最大化を目指し、マーケティング及びセールスを担当する営業部門の人材も強化し、前期末17名から2025年8月期末には22名に増加する計画である。また、既存案件の継続率向上と既存顧客からの拡張を図るため、プロジェクト単価向上に向けた提案力を強化し、顧客企業の経営層や意思決定層との戦略的ディスカッションを通じて、長期的なパートナーシップを築き、案件の継続と拡張の機会を創出する。デザイン組織内にプロデュースチームを新設し、顧客の事業課題に基づいた追加ソリューションや新サービス提案を増加させ、既存プロジェクトの拡張を図る構えである。

ソリューション体制構築としては、顧客企業の課題解決に貢献するため、提供ソリューションの領域を拡張し、幅広いサービス提供を可能にすることを目指している。顧客のビジネスフェーズに合わせたソリューション体制を構築し、最適なノウハウや人材を提供している。具体的には、「事業創出フェーズ(Incubation)」「成長フェーズ(Growth)」「変革フェーズ(Transformation)」の3つの専門チームを編成し、価値提供を行う。事業創出フェーズで、立ち上げフェーズの新規事業の不確実性を低減し、成功へと導き、成長フェーズでは、成長フェーズのプロダクト・サービスの事業成長に伴う課題を解決し、変革フェーズにおいては、成熟期にある事業やプロダクトの再成長のための課題を発見・解決し、成長フェーズへの移行を支援する。

Goodpatch Anywhereの稼働向上については、正社員デザイナーの採用を抑制する一方、Goodpatch Anywhere人材の活用を進める方針である。正社員デザイン部門は、規模維持と稼働率向上を目指し、年間デザイナー採用数は31名を計画(前期比15名減)し、採用数と退職想定数のバランスを図ることで、デザイナー組織の規模を2025年8月期末で158名(同3名減)を目指す。一方、Goodpatch Anywhereのデザイナーは、前期末の41名から2025年8月期末に80名に増加させることを目指し、急激な需要変動に柔軟に対応するうえ、優秀なフリーランス人材の確保を図る。

(2) 新規事業領域

新規事業領域として、AI領域とHR領域に注力する。AIは経営戦略・デザイン経営、DX戦略において、HRは人的資本経営、コーポレートブランドデザインにおいてコアテーマとして設定した。HR領域では、HR戦略コンサルティング、採用戦略構築、デザイナー人材紹介、デザイナー採用プラットフォーム提供、エンゲージメント向上支援、HR SaaSなどが含まれる。

(3) 全社領域

全社領域としては、企業変革支援に必要なケイパビリティを獲得するため、M&Aを戦略的に推進する。DXバリューチェーン(戦略領域→UI/UX領域→開発領域→グロース領域)の拡張を意識し、デザイン領域と親和性の高い開発領域の企業や顧客サービス運用支援を行う企業などを検討対象としている。M&Aへの活用を目的として、150百万円の自己株式の取得を実施している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)

《HN》

提供:フィスコ

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