エアロエッジが大幅反発、JR九州と鉄道車両部品の供給に関する取引基本契約を締結
AeroEdge<7409>が大幅高で3日ぶりに反発している。午前11時ごろ、JR九州<9142>とAM(積層造形、いわゆる3Dプリンティング)を用いた鉄道車両部品の供給に関する取引基本契約を締結したと発表しており、好材料視されている。
鉄道車両のメンテナンスのための交換部品は一般的に多品種少量だが、AMは設計の自由度が高く、従来型の製造方法で必要とされる金型や治具が不要であることから、納期やコスト、また環境面においても優位性があるという。部品の実用化にあたっては、製品安全とサプライチェーン全体の最適化の両面からの確立が必要であることから、エアロエッジが持つAMの知見と、JR九州の鉄道車両の設計、生産及び運行の知見を統合することで、中長期的な取り組みとして実現を目指すとしている。なお、同件による24年6月期業績への影響はないとしている。
株探ニュース