ライトオンが安い、24年8月期業績予想を営業赤字に下方修正
ライトオン<7445>が安い。2日の取引終了後、24年8月期の単独業績予想について、売上高を445億円から410億円(前期比12.6%減)へ、営業損益を1億5000万円の黒字から24億円の赤字(前期9億2200万円の赤字)へ、最終損益を4億円の赤字から32億円の赤字(同25億4500万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
9月の記録的な残暑によりカットソーなど秋物商品の販売に苦戦したほか、暖冬の影響により防寒アウターなど冬物商品の販売にも苦戦し、上期を通して客数及び買い上げ点数が伸び悩んだことが要因。また、成長チャネルとして強化に取り組んだECビジネスでも、EC限定商品の充実化やデジタルマーケティングの強化により自社ECでの販売は堅調に推移したものの、外部モールの苦戦が響き、店舗受け取りを含むEC関与売り上げが前年同期を下回っているという。
なお、同時に発表した3月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比21.1%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。スウェットや一重アウターは堅調に推移したものの、長袖Tシャツや長袖シャツなどの薄手の春物の販売が振るわなかった。
株探ニュース