アドヴァンGはカイ気配で水準切り上げ、4~6月期経常75%増益で上期計画大幅超過
アドヴァングループ<7463>が寄り付き大量の買い注文に気配値のまま株価を上昇させる展開。同社は建材の販売から施工まで一貫して手掛けるが、首都圏の再開発に絡む案件やインバウンド需要を背景としたホテル関連の案件などが寄与して、足もとの業績は好調に推移している。5日取引終了後に発表した23年4~6月期経常利益は前年同期比75%増の62億2200万円と大幅な伸びを達成、上期計画の22億5000万円を大幅に上回った。これを材料視する買いを呼び込んでいる。増収効果に加え、洗い替え処理による為替予約評価益43億8900万円を計上したことが経常利益を押し上げる格好となった。また、本業のもうけを示す営業利益も4~6月期は前年同期比32%増の11億9200万円と高水準の伸びを示している。
株探ニュース